福岡で開催されるオススメひな祭りイベント6選

3月3日は桃の節句、ひな祭りです。
福岡県では各地でひな祭りにまつわるイベントが開催されます。
福岡をはじめとする九州はひな祭りが盛んにおこなわれる地域で、「箱びな」や「流しびな」など独特の風習を観光として楽しむことができます。

そこで今回は福岡県内で行われるひな祭りイベントを特集します。
福岡のひな祭りは2月初めから3月末まで、長いところでは4月に入っても開催しているなどロングランで行われるところが多いため、ぜひ一度遊びに行ってみたくださいね!

福岡県内で開催されるひな祭りイベント

最近は雛飾りを出す家も少なくなったと聞く

ひな祭りと言えば女の子のために雛を飾る行事で、伝統的な年中行事を行う季節の節目の1つですが、福岡で開催されるイベントは女の子だけでなく男の子も、子どもだけでなく大人も楽しめる内容となっています。特に有名なものを6つご紹介しましょう。

福岡のひな祭りイベントその1 第19回いいづか雛のまつり【2/2~3/26】

名物の座敷雛

雛と書いて「ひいな」と読む飯塚市のイベント。期間中、飯塚市内の歴史ある邸宅や劇場、全17ヶ所に「座敷雛」が展示されます。
座敷雛は家の座敷一面にまるでジオラマのように接地するひな人形のことで、飯塚地域では古くから桃の節句の名物とされてきました。
同イベントでは観光地となっている「旧伊藤伝衛門邸」「麻生大浦荘」「嘉穂劇場」などに座敷雛が設置され、参加者は飯塚の歴史を感じる観光コースを回りながら伝統的なひな祭りを楽しむことができます。
また旧伊藤伝衛門邸では「お雛様変身コーナー」として、十二単や束袴姿で記念撮影ができるサービスも実施。なんと大人用コスチュームもございます!
各展示場所によって展示期間、営業時間、入場料などが異なりますので、お出かけの際はご注意ください。

会場:飯塚市内各所
開催期間:2019年2月2日(土)~3月26日(火)
営業時間:展示場所に依る
入場料:同上
お問い合わせ:0948-22-3511(飯塚観光協会)

詳しくはこちら→http://www.kankou-iizuka.jp/homepage/?id=580

福岡のひな祭りイベントその2 筑後吉井おひなさまめぐり【2/11~4/3】

筑後地方独自の「箱びな」を見ることができる

白壁土蔵の町並みを背景に、うきは市吉井町内の旧家や町在住者が所蔵する、江戸時代から現在までの豪華なものから珍しいもの等、数多くのおひなさまを各家々や商店、旧家、公共施設など約20ヶ所に展示しています。
また、毎週日曜日には人力車に乗ることもでき、白壁土蔵の町並みをのんびりと眺めながら町を散策することができます。
このイベント飾られるひな人形は筑後地方独特の「箱びな」と呼ばれるものです。
箱びなはその名の通り、ひな人形を1体ずつ木箱に収めたもので江戸時代からの伝統的な筑後の工芸品としても知られています。
他にも大正末期から昭和初期に流行した御殿飾りびな、現代の豪華な段飾りびな、そして地元の幼稚園児たちが身近な素材でつくった手作りびなまで、あらゆるひな飾りが吉井町を彩ります。

会場:うきは市吉井町各所
開催期間:2019年2月11日(月)~4月3日(水)
営業時間:展示会場に依る
入場料:同上
お問い合わせ:0943-76-9029(うきはブランド推進課)

詳しくはこちら→http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/imgkiji/pub/detail.aspx?c_id=69&id=26

福岡のひな祭りイベントその3 2019年柳川雛祭り さげもんめぐり【2/11~4/3】

さげもんは購入することも可能

柳川のひな祭りで飾られる「さげもん」は江戸時代にお雛様の代わりに古着の端切れで小物を作り飾ってお祝いしたのが始まりだと言われています。
小物には、鶴、亀、えび、三番叟といった縁起の良い小物がさげられ、一つ一つ袋ものになって物を入れることができます。
同イベントでは、市役所を中心として30か所以上に飾られたさげもんやお雛様を巡ります。また、水路沿いに飾られたさげもんを見ながら川下りが楽しめる「雛巡り舟」や十二単で着飾った子どもや女性が川を下る「おひな様水上パレード」など水の町・柳川の特徴を活かした催しも。
さげもんは販売も行っているので、お家の雛飾りにぜひ購入してみてくださいね。

会場:柳川市各所
開催期間:2019年2月11日(月・祝)~4月3日(水)
営業時間:展示会場に依る
入場料:同上
お問い合わせ:0944-74-0891(柳川市観光案内所)

詳しくはこちら→http://www.yanagawa-net.com/news_event_detail.php?id=50

福岡のひな祭りイベントその4 第22回雛の里・八女ぼんぼりまつり【2/10~3/10】

期間中の週末にはイベント目白押し

実は日本一のひな人形生産地である八女。そんな八女市で毎年行われている「ぼんぼんまつり」では福島地区を中心に、箱びなや飾り雛が展示されさまざまなイベントも開催されます。
2月10日(日)のオープニングセレモニーから始まり、同日開催のワークショップ「ひなマルシェ」や翌週日曜日(17日)に行われるひな祭りを模した結婚式願い雛など期間中の日曜日は毎週見どころ満載です。※平日は主にひな人形の展示がメインとなります。
また、2月23日(土)、24日(日)、3月2日(土)、3日(日)には天神から臨時の直行バスも運行。気軽に参加することができます。

会場:八女市福島地区
開催期間:2019年2月10日(日)~3月10日(日)
営業時間:10:00~17:00
入場料:無料
お問い合わせ:0943-22-6644(茶のくに観光案内所)

詳しくはこちら→http://www.city.yame.fukuoka.jp/kanko/1517272110156.html

福岡のひな祭りイベントその5 古都秋月雛めぐり【2/2~3/3】

歴史を感じる風景にひな人形が映える

筑前の小京都とも呼ばれる秋月の各所に雛人形が飾られ、雛祭りを祝います。
秋月城跡内の長屋門では石段に飾られたひな人形のライトアップも行われ、場内では「雛to夜市」も開催。地元の名産品や工芸品が販売されます。※3月2日(土)のみ
また、秋月城跡だけでなく期間中は秋月地区内23ヶ所のお店でひな人形が展示、3か所のお店でひな祭りにちなんだワークショップも開催されます。
ひな人形と古都の風景を同時に楽しめるイベントです。ぜひこの機会に秋月を訪れてみてはいかがでしょうか。

会場:朝倉市秋月城跡
開催期間:2019年2月2日(土)~3月3日(日)
営業時間:10:00~16:00(ライトアップは18:30~21:00)
入場料:無料
お問い合わせ:0946-24-6758(あさくら観光協会)

詳しくはこちら→https://asakuraiku.jimdo.com/

福岡のひな祭りイベントその6 門司港レトロひなまつり2019【2/2~3/3】

明治・大正・昭和・平成と様々な時代のひな人形が展示される

門司港レトロ地区に残る、明治・大正・昭和・平成それぞれの時代の赴きのある建物に地元の方々から提供された趣あるひな人形を展示します。
各会場にそれぞれ時代の異なるひな人形が設置され、それぞれの違いを楽しみながら門司港レトロ地区を散策。同時に行われる「和フェス」は門司の酒や地元店舗が作る甘酒を使ったお菓子やパンの直売会や甘酒セミナーなどが行われ、趣のある会場で和の食材を味わうことができます。

さらに、3月10日(日)は門司港駅の改修お披露目が行われるので工事中の姿を見る最後のチャンスになるかもしれません。ぜひ期間中、足を運んでみてくださいね。

会場:門司港レトロ地区
開催期間:2019年2月2日(土)~3月3日(日)
営業時間:9:00~17:00
入場料:展示施設に依る
お問い合わせ:093-332-0106(門司港レトロ倶楽部)

早春の福岡はひな祭りを楽しもう

ご紹介したように福岡ではひな祭りのイベントが盛んに行われています。
どのイベントも街並みや風景を楽しみながら一般家庭ではあまり見ることのない豪華なひな人形を見ることができるということで毎年多くの人が訪れます。
女の子のいるご家庭に限らず、友達やカップルでも楽しめるイベントも多くあるのでこの春はぜひひな祭りに参加してみてはいかがでしょうか。

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